苦楽園中学校・大社中学校1学期期末テスト
- 文 平井
- 6月27日
- 読了時間: 2分
公立中学校では、1学期の期末テストが終わり、生徒の皆さんが次々とテスト結果を教えてくれます。
北夙川教室では、テストが返ってくると問題を見せてもらい、一緒に解きなおしをしたり、傾向分析をしたりして、次につながるようにアドバイスをしています。
最近の公立中学校のテスト問題は、保護者の皆さんの中学時代と比べても随分変わってきています。
以下に大まかなテストのポイントを挙げていきたいと思います。
1.問題数の増加
英数国理社の主要5科目に関しては、どの学年も小問が50問以上になることが多い傾向があります。いろいろなタイプの問題が出されているため、時間をかければ解けるというだけでは、高得点を取るのが難しい傾向があります。時間配分を考えしっかりと問題を解く練習を行い、時間内に大量の問題を解き切る意識を練習段階から持っておく必要があります。
2.記述させる問題の増加
記号選択問題の全体に占める割合は減ってきている印象です。用語もきちんと漢字で書かせたり、理科では実験過程やその理由など書かせたり、英語では、英作文も穴埋めだけではなく、全文を書かせたりすることが多くなっています。なんとなく覚えているだけでは、漢字を間違えたり、英単語のつづりを間違えたりとケアレスミスにもつながり、得点を落としてしまいます。
先ほどの「問題数の増加」に加えて、こうした記述形式の問題が増えていることで、時間が足りないと感じることが多くなっているようです。
3.入試を意識した問題の増加
1・2年生でも兵庫県の入試傾向を意識した問題が出されるケースが多くなっています。顕著な科目は理科と社会です。理科は実験を基にした出題が多く計算問題もよく出題されます。社会は単純な用語の問題ではなく、図表や資料を読み解くような問題も増えています。こうした問題形式に普段から慣れておくことも高得点を狙う上では大切になってきます。
テスト分析では、こうした大まかなテストの傾向に加え、生徒の皆さん1人1人の解答状況を確認し、出来ていることと課題点を具体的にチェック。
授業や自主学習などでテストを意識した問題演習ができるように取り組んでいます。
保護者様の個別学習相談も、ご予約制で随時承っております。
勉強のことでお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。